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【業績分析】ディップ

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売上と利益の変化について

2025年2月期のディップの売上は563億8,600万円でした。これは前の年と比べて4.8%の増加です。また、営業利益は134億500万円で、5.0%の増加となりました。

このように増収増益となった理由は以下の通りです。

  • 求人サイト「バイトル」などの人材サービスが好調だった
  • 企業のデジタル化を支援するサービスが伸びた
  • 経費の見直しで利益率が改善した

事業ごとの成績を見てみよう

ディップは主に2つの事業を行っています。

  • 人材サービス事業:バイトル、はたらこねっとなどの求人サイト
  • DXサービス事業:企業の仕事を効率化するためのデジタル支援

この中で特に成長が目立ったのは「DXサービス事業」です。企業が人手不足を補うために、仕事を自動化したいというニーズが高まり、ディップのサービスが選ばれました。

お金の流れ(キャッシュフロー)

会社のお金の出入りも見てみましょう。

  • 営業活動による収入:164億5,300万円(前年より増加)
  • 投資活動による支出:52億4,900万円(新サービスや設備に使った)
  • 財務活動による支出:121億6,400万円(配当や自社株買いなど)

営業で得たお金を、新しいサービスの開発や株主へのお礼に使っています。結果として、手元に残ったお金(フリーキャッシュフロー)は112億400万円と、前年より大きく増えました 。

借金と資産のバランス

ディップの持っているものと借りているお金のバランスも見てみましょう。

  • 総資産:505億600万円
  • 純資産:362億3,500万円
  • 自己資本比率:71.0%

借金が少なく、持っているお金や資産がしっかりしているため、会社の経営はとても安定しています。自己資本比率が70%を超えているのは、安心できるポイントです。

来年の見通しと株主へのお礼

ディップは、2026年2月期には少し慎重な見通しを立てています。

  • 売上予想:約565億円(ほぼ横ばい)
  • 経常利益予想:119億円(前期比10.2%減)
  • 最終利益予想:約8,000万円の減少見込み

これは、景気の変化や人材需要の一時的な落ち着きを見込んでいるためです。ただし、株主への配当は引き続き安定して行う予定です。


まとめ:ディップは安定成長を続ける企業

ディップは、人材サービスとデジタル支援の両方で成長を続けています。売上も利益も増えており、お金の流れも良好です。借金が少なく、資産も多いため、安心して見守れる企業と言えるでしょう。来年は少し慎重な見通しですが、長い目で見れば引き続き期待できる会社です。

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  • この記事を書いた人

うたかた

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